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sacloud/packer

By sacloud

Updated over 5 years ago

Packer for さくらのクラウド用イメージ

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sacloud/packer repository overview

packer-plugin-sakuracloud

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A plugin of packer for SAKURA Cloud / さくらのクラウド用Packerプラグイン

概要

packer-plugin-sakuracloudさくらのクラウドでの アーカイブ(構築済みOSのテンプレート)をPackerで作成するためのPackerプラグインです。

必要なもの

  • packer v1.7+
  • さくらのクラウド APIキー

:warning: packer-plugin-sakuracloud v0.7以降ではpacker v1.7以降が必要となります。
1.7以前のpackerを利用したい場合はv0.7より古いバージョンをご利用ください。

実行方法

以下の何かの方法でプラグインをインストールしてpackerコマンドを実行します。

  • packer initを利用(HCLテンプレートのみ)
  • プラグインの手動インストール
packer initを利用

HCLテンプレートでのみ利用可能です。
テンプレートに以下のようなrequired_pluginブロックを記載しpacker initでプラグインをインストールします。

packer {
  required_plugins {
    sakuracloud = {
      version = ">= 0.7.0"
      source = "github.com/sacloud/sakuracloud"
    }
  }
}
プラグインの手動インストール

リリースページから各プラットフォーム用のバイナリをダウンロードし、 以下のドキュメントに記載されている所定のディレクトリに配置します。

https://www.packer.io/docs/plugins

Dockerでの実行

Dockerで実行する場合、以下のように実行します。

docker run -it --rm ghcr.io/sacloud/packer:latest [packerサブコマンド] [packerオプション]

APIキーを環境変数で指定する場合、-eオプションなどを適切に指定して実行してください。

# APIキーを環境変数で指定、カレントディレクトリのexample.jsonをテンプレートとして指定してビルドする例
$ docker run -it --rm \
         -e SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN \
         -e SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRET \
         -v $PWD:/work \
         -w /work \
         ghcr.io/sacloud/packer:latest build example.pkr.hcl

:bulb: ghcr.io/sacloud/packerにはプラグインが手動インストール済みです。このためpacker initは不要です。

homebrewを利用する場合(macOSでHomebrewをご利用の場合)

v0.7以降homebrewはサポートされなくなりました。
packer init、またはプラグインの手動インストールにてご利用ください。

使い方(アーカイブ作成)

APIキーの設定

APIキーを環境変数に設定しておきます。 (APIキーは以下で作成するjsonファイルに記載することも可能です)

$ export SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN=[APIトークン]
$ export SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRET=[APIシークレット]
テンプレートファイルの作成(HCL)

Packer 1.5以降で利用できるHCLテンプレートに対応しています。

:bulb: JSONテンプレートを利用したい場合は次節テンプレートファイルの作成(JSON)を参照してください。

以下の様なファイルを作成し拡張子を.pkr.hclとすることでpacker buildが実行できます。

# Dockerから利用、またはプラグインの手動インストールを行う場合は以下のブロックをコメントアウトしてください。
packer {
  required_plugins {
    sakuracloud = {
      version = ">= 0.7.0"
      source = "github.com/sacloud/sakuracloud"
    }
  }
}

source "sakuracloud" "example" {
  zone = "is1b" # アーカイブを作成する対象ゾーン
  zones = ["is1a", "is1b", "tk1a", "tk1v"] # 作成したアーカイブを転送する宛先ゾーン

  os_type   = "centos7"
  password  = "TestUserPassword01"
  disk_size = 20
  disk_plan = "ssd"

  core        = 2
  memory_size = 4

  archive_name        = "packer-example-centos"
  archive_description = "description of archive"
}

build {
  sources = [
    "source.sakuracloud.example"
  ]
  provisioner "shell" {
    inline = [
      "yum update -y",
      "curl -fsSL https://get.docker.com/ | sh",
      "systemctl enable docker.service",
    ]
  }
}
テンプレートファイルの作成(JSON)

以下の例は石狩第2ゾーン(is1b)に、CentOSパブリックアーカイブをベースとしたアーカイブを作成します。 プロビジョニングとして、shellにてdockerのインストールを行なっています。

packer用jsonファイルの例
$ cat <<EOF > example.json
{
    "builders": [{
        "type": "sakuracloud",
        "zone": "is1b",
        "os_type": "centos7",
        "password": "TestUserPassword01"
    }],
    "provisioners":[
    {
        "type": "shell",
        "inline": [
            "yum update -y",
            "curl -fsSL https://get.docker.com/ | sh",
            "systemctl enable docker.service"
        ]
    }]
}
EOF

作成したら以下のようにpacker buildを実行すると、さくらのクラウド上にアーカイブが作成されます。

$ packer build example.json

さくらのクラウド上のパブリックアーカイブだけでなく、ISOイメージからの構築も可能です。 詳細はテンプレートのサンプルを参照してください。

オプション一覧

jsonファイルで指定できるオプションの一覧は以下の通りです。

必須項目
  • access_token(string): APIトークン。この値は環境変数SAKURACLOUD_ACCESS_TOKENで指定することも可能です。

  • access_token_secret(string): APIシークレット。この値は環境変数SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRETで指定することも可能です。

  • zone(string): 対象ゾーン。以下の値が指定可能です。

    • is1a: 石狩第1ゾーン
    • is1b: 石狩第2ゾーン
    • tk1a: 東京第1ゾーン
    • tk1b: 東京第2ゾーン
  • os_type(string): ベースとするアーカイブの種別。以下の値が指定可能です。

説明
centosCentOS(最新安定板)
centos8CentOS 8
centos8streamCentOS 8 Stream
centos7CentOS 7
centos6CentOS 6
ubuntuUbuntu(最新安定板)
ubuntu2004Ubuntu 20.04
ubuntu1804Ubuntu 18.04
ubuntu1604Ubuntu 16.04
debianDebian(最新安定板)
debian10Debian10
debian9Debian9
coreosCoreOS
rancherosRancherOS
k3osk3OS
kusanagiKusanagi(CentOS7)
freebsdFreeBSD
windows2016Windows 2016
windows2016-rdsWindows 2016(RDS)
windows2016-rds-officeWindows 2016(RDS + Office)
windows2016-sql-webWindows 2016 SQLServer(Web)
windows2016-sql-standardWindows 2016 SQLServer(Standard)
windows2016-sql-standard-allWindows 2016 SQLServer(RDS+Office)
windows2019Windows 2019 Datacenter Edition
custom任意のアーカイブID/ディスクIDを指定する場合
isoさくらのクラウド上のISOイメージ、
またはURLを指定してISOイメージをダウンロードする場合

os_typecustomの場合、source_archive 又は source_diskの何れかの指定が必須です。

os_typeisoの場合、iso_id、または以下のISOイメージ関連の値の指定が必須です。

  • iso_urlまたはiso_urls : ISOイメージのURL
  • iso_checksum/iso_checksum_url: ISOイメージのチェックサム、またはチェックサムを記載したファイルのURL
  • iso_checksum_type: チェックサムの形式(none, md5, sha1, sha256, or sha512のいずれか)

isoの場合の詳細はISOイメージ関連項目の指定についてを参照ください。

オプション項目
  • zones: 作成したアーカイブを転送する宛先ゾーン名のリスト。以下のいずれかの値を指定(複数指定可)

    • is1a: 石狩第1ゾーン
    • is1b: 石狩第2ゾーン
    • tk1a: 東京第1ゾーン
    • tk1b: 東京第2ゾーン
    • tk1v: サンドボックス
  • user_name(string): SSH/WinRM接続時のユーザー名

os_typeにWindows系を指定した場合のデフォルト値:Administrator

os_typeがWindows系以外の場合のデフォルト値:root

  • password(string): SSH/WinRM接続時のパスワード

  • us_keyboard(bool): ISOイメージからのインストール時、コマンド送信にUSキーボードレイアウトを利用するか、デフォルト値:false

  • disk_size(int): 作成するディスクのサイズ(GB単位)、デフォルト値:20

  • disk_connection(string): ディスク接続方法、以下の値が指定可能です。デフォルト値:virtio

    • ide: IDE接続
    • virtio: 準仮想モード(virtio)
  • disk_plan(string): ディスクプラン、以下の値が指定可能です。デフォルト値:ssd

    • ssd: SSDプラン
    • hdd: 通常プラン(ハードディスク)
  • core(int): CPUコア数。デフォルト値:1

  • memory_size(int): メモリサイズ(GB単位)、デフォルト値:1

  • disable_virtio_net(bool): trueの場合、NICでの仮想化ドライバ利用を無効化します。デフォルト値:false

  • source_archive(int64): 元となるアーカイブのID、os_typewindows、又はcustomの場合に指定可能です。

  • source_disk(int64): 元となるディスクのID、os_typecustomの場合のみ指定可能です。

  • iso_size(int): アップロードするISOファイルのサイズ、5または10が指定可能(GB単位)、デフォルト値: 5

  • iso_name(string): アップロードするISOファイルの名前、デフォルト値: iso_checksumが空でない場合はiso_checksum、以外はタイムスタンプから自動生成

  • archive_name(string): 作成されるアーカイブの名前

  • archive_tags([]string): 作成されるアーカイブに付与するタグ、デフォルト値:なし(空の場合、かつ祖先にパブリックアーカイブが存在する場合は祖先となったパブリックアーカイブからタグを引き継ぐ)

  • archive_description(string): 作成されるアーカイブに付与する説明

  • boot_wait(duration): 仮想マシンのプロビジョニング開始までの起動からの待ち時間。10s1mのように指定する。デフォルト値:0s

  • boot_command([]string): 仮想マシン作成後にVNC経由で仮想マシンに送信するキーボード入力。デフォルト値:なし

boot_commandはPackerのVMWare Builder(from ISO)Qemu Builderと 互換性があります。

  • api_client_timeout(duration): ディスクのコピーやアーカイブ作成待ちなどの、さくらのクラウドAPI呼び出しで利用するタイムアウト時間。10s1mのように指定する。デフォルト値:20m

  • SSH関連オプション: SSHキー関連の挙動を指定します。

    • disable_generate_public_key: trueの場合、秘密鍵に対応する公開鍵の生成/さくらのクラウドAPIを通じての公開鍵アップロードを行いません。
    • ssh_private_key_file: 秘密鍵ファイルのパス

Note: ssh_private_key_fileが未指定の場合、packer build実行時に秘密鍵/公開鍵が生成されます。
ssh_private_key_fileを指定した場合、指定された秘密鍵から公開鍵を生成します。

生成されたSSH公開鍵は作成するサーバがディスクの修正 APIに対応している場合はディスクの修正APIを通じてサーバに登録されます。
この挙動はdisable_generate_public_keyオプションで制御可能です。

ISOイメージ関連項目の指定について

ISOイメージからの構築を行う場合、以下の項目を指定してください。

さくらのクラウド上のISOイメージを利用する場合
  • os_typeisoを指定
  • iso_idに利用したいISOイメージのIDを指定

例:

        "os_type": "iso",
        "iso_id": 123456789012,
ISOイメージをダウンロードして利用する場合

ダウンロード元のURLなどを以下のように指定します。 PackerがISOイメージのダウンロードを行い、さくらのクラウド上へアップロードを行います。

  • os_typeisoを指定
  • iso_urlまたはiso_urls にISOイメージのURLを指定
  • iso_checksum/iso_checksum_url: ISOイメージのチェックサム、またはチェックサムを記載したファイルのURLを指定
  • iso_checksum_type: チェックサムの形式(none, md5, sha1, sha256, or sha512のいずれか)を指定

例:

        "os_type": "iso",
        "iso_url": "http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/software/vyos/iso/release/1.1.7/vyos-1.1.7-amd64.iso",
        "iso_checksum": "c40a889469e0eea43d92c73149f1058e3650863b",
        "iso_checksum_type": "sha1",
boot_commandについて

boot_commandには通常の文字に加え、以下の特殊キーが指定可能です。

  • <bs> - バックスペース
  • <del> - デリート
  • <enter> <return> - エンター(リターン)キー
  • <esc> - エスケープ
  • <tab> - タブ
  • <f1> - <f12> - ファンクションキー(F1〜F12)
  • <up> <down> <left> <right> - 矢印キー
  • <spacebar> - スペース
  • <insert> - インサート
  • <home> <end> - ホーム、エンド
  • <pageUp> <pageDown> - ページアップ、ページダウン
  • <leftAlt> <rightAlt> - 左右それぞれのオルト
  • <leftCtrl> <rightCtrl> - 左右それぞれのコントロール
  • <leftShift> <rightShift> - 左右それぞれのシフト
  • <leftAltOn> <rightAltOn> - オルトを押下している状態にする
  • <leftCtrlOn> <rightCtrlOn> - コントロールを押下している状態にする
  • <leftShiftOn> <rightShiftOn> - シフトを押下している状態にする
  • <leftAltOff> <rightAltOff> - オルトを押下解除する
  • <leftCtrlOff> <rightCtrlOff> - コントロールを押下解除する
  • <leftShiftOff> <rightShiftOff> - シフトを押下解除する
  • <wait> <wait5> <wait10> - 指定秒数待機
  • <waitXX> - 指定時間待機する。待機数量 + 単位で指定する。例: <wait10s> <wait1m>
使用例

この例は以下ののキー入力を行うものです。

    1. Ctrl+Alt+Delを送信
    1. 10秒待機
    1. パスワード文字列("put-your-password") + Enterキーを送信
"boot_command": [
    "<leftAltOn><leftCtrlOn><del><leftAltOff><leftCtrlOff>",
    "<wait10>",
    "put-your-password<enter>"
]

その他の利用例や詳細は以下のテンプレートサンプルを参照してください。

テンプレートサンプル

以下のサンプルを用意しています。

パブリックアーカイブからの構築サンプル
  • [CentOS]: CentOSパブリックアーカイブからの構築

  • [CoreOS]: CoreOSパブリックアーカイブからの構築

  • [Ubuntu]: Ubuntuパブリックアーカイブからの構築

  • [Windows]: Windows Server 2012パブリックアーカイブから、boot_commandでWinRMを有効にする構成

  • [Windows2016]: Windows Server 2016パブリックアーカイブから、boot_commandでWinRMを有効にする構成

    Windowsパブリックアーカイブから構築したサーバーに対し、boot_commandにて初回ログイン〜WinRMの有効化までを行います。

    WinRMの有効化にはAnsibleが公開しているPowerShellスクリプトを用いています。

    WinRMでの接続後にPowerShellでのプロビジョニングを行います。

ISOイメージからの構築サンプル
  • [CentOS Atomic Host] : CentOS Atomic Host ISOイメージのダウンロード〜最小構成での構築
  • [CentOS]: さくらのクラウド上のCentOS ISOイメージからの構築(ISOイメージをダウンロードするサンプルもあります)
  • [Scientific Linux]: さくらのクラウド上のScienfitic Linux ISOイメージからの構築
  • [Ubuntu]: さくらのクラウド上のUbuntu ISOイメージからの構築

License

packer-plugin-sakuracloud Copyright (C) 2016-2021 The packer-plugin-sakuracloud Authors.

This project is published under MPL-2.0.

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